ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜 感想

ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜 [Blu-ray]

一番下にネタバレ書くので注意して下さい。
ワンピース映画版。初見でも分かるように作られてる。
感動作で、東映良いなと思える作品。何気に東映は面白いアニメをつくると思う。今日もフレッシュプリキュアドラゴンボール改と見てたけど、子供用なのに頑張るなと。まあ親子で見れるようにつくってんのか。
なかなかいい話をつくる。
そういえば、撮影だと思うんだか、雪国の話だからずっと雪がふりっぱなんだよな。テンプレとして存在してるのかも知れないが(いや、たぶんしてるけど)、まあそれにしたってご苦労な雪だと思った。最後の辺りとかも大変だったろうなと。
まあ相当に熱い仕上がりであります。それから初見のつもりで見た方が良いです。
あと、ログの概念だけは初見で分からないなと気になった。まあ他にもあるんだが。

評価9.5内S4.5
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この下がネタバレです。






ネタバレ
病んだ国に奇跡の桜を咲かせようとしたバカの物語。と言うことにして置くか。
仲間に医者のいない海賊ルフィー達は、仲間の海賊ナミが病気にかかったために、とある島へと上陸する。その島は何年か前に国王に見捨てられた国で、その国の説明を受けながらルフィーは上陸し、唯一の医者が暮らす山のてっぺんを目指す。ウサギとかでてくるなこの辺。ルフィーが熱い。
山の上では医者の老婆ドクトリーヌ(?)がいて、その弟子にチョッパーと言う人語を話すトナカイがいる。で、ルフィー達はそのトナカイを仲間に勧誘しようとするが逃げられる。そうしている間に、昔逃げ出した国王ワポルとそのアンちゃんの"みのもんた"みたいなのが出てきて、すったもんだになって、チョッパーとヒルルクとドクトリーヌの過去、この王国の過去みたいなのの回想に入っていく。
人からもトナカイからも仲間はずれにされるチョッパーと、そのチョッパーを助けたヤブ医者ヒルルク、二人は一年間一緒に暮すが、ヒルルクは不治の病にかかっており、チョッパーに知られまいと、お前はもう退院だとか言って追い出す。
で、さらに回想が続き、チョッパーはヒルルクの病気のことに気が付き、ヒルルクに薬草を取ってくる。まあ実はこの薬草は猛毒なんだけど、この時点でヒルルクは自分の命が長くないことを知っていて、国の医者が病気と言うことになってるんだけど、それをどうにかしようと考えてる。
で、つくってた奇跡の桜の元をドクトリーヌに託して、自分は医者を治すために国王の城に乗り込んでいく、まあ案の定、医者が病気と言うのは嘘で、ヤブ医者のヒルルクは見事におびき出されて殺されかけるが、自殺する。まあドラム王国が医者を通して国民から金を巻き上げようとしていて、そこを変えようとするヤブ医者ヒルルクみたいな構図。これは自分が泥棒だった過去も関係してるのかな。
で、ラストでは回想から画面を戻して、自分の城に戻ってきたワポルとみのもんたをルフィー達がやっつける。そして最後にヒルルクの夢だった桜の粉を島の上からまいて終了。この桜が奇跡を起こす桜なんだな。
ドクトリーヌによれば、バカのするこたぁ良く分からんねとか何とか。

かなりの感動作。