ANGEL BEATS 感想

一話
主人公が死のない世界とやらに行く。抵抗を止めるとただ消えるらしい。消えた後の話として、生まれ変わりの可能性の示唆があった。まあ可能性ってことだろう。主人公は何とか戦線とか言うのに入れられて、天使と戦うことになる。で、キャラ紹介やらなにやら。で、最後に作戦があって、終了。なんかライブみたいなのをやってた。

多分生きる目的の無さみたいなのに触れていくんじゃないかと思うんだが。消えるって言うシステムが存在してる以上、目的を失って消える人間がでてくるんだろう。まあ思いっきりテーマがエンドレスエイトのような気がするんだよな。まあわりとやりたいテーマと言うか、そんな感じ。次の話辺りで目的の提示があると予想する。
世界系ってやつかな。麻枝准はかなり注目されてる人だけど、かなりキチンと出来てるのに驚いた。予想外に伏線が張ってる雰囲気がない。まあ割りに良い感じだった。女でもいけるのね。絵は割と安定。音は新しめの感じ。ナベシン呼んで来い。ナベシンを。

二話
戦う為には武器がいると言うことで武器庫へ、キャラクタ紹介の続きをやりつつ、武器庫に到着。天使が現れて武器庫を爆破、残りもう一個の武器庫がでてきた。重要そうなのはゆりっぺの過去とか。それから記憶は大切なもので、記憶さえあれば作られたもの復活可能らしい。このルールは間違いなく最後まで生かせる幅を持ったルールだと思う。あと逆に言えば記憶の大切さを訴えて行くってことだろうな。武器がなけりゃ歯向かえないって仕切りに訴えてたから、新しく出てきたオールドホームを破壊されて、もう何にも無くなって絶望するパターンかな、今後は。あと天使とかも掘り下げてくと面白そうだ。もし神がいたらとかは伏線ととれる。

何だか話が見えてきた。ちょっとギャグテイストが強いかと思うけど、まあ一般的には面白いんじゃないか。監督を変えてほしいな。脚本とか作画とかには満足するんだけど、基部が駄目。

3話
たぶんバンドやってた女の子が消える回。この世界に来て記憶が無い主人公に対して、女の子が自分の思い出を語る。最後にライブの作戦みたいなのがあって女の子は消える。諦めることだけが消える原因じゃない的なセリフが印象に残る。全体的なクオリティが一話から少しづつ下がる。

4話
球技大会で野球をやる。青髪の思い出が挿入されて、お前消えるのかとか言われたけど消えず。新しいバンドのメンバーみたいなのも含めてキャラを一人ひとり出してこうってのが多いなと思った

5話
生徒会長である天使にテストで悪い点をとらして生徒会長から落とす。新たな生徒会誕生。段々、天使の正体とやらに触れていく。この日のopで毎回天使がピアノ弾いてる曲の意味に何となく気が付いたな。ネタバレっぽいけど。納得できない面もあったが、わりと天使の感情が良く出てた気がするので入り込めた回。いままでで一番良いなと感じた。いいたいことがあるんだが、天使消えそうだよ。目的を無くすが当初の消える条件だから。近く天使回がありそう。天使の過去とかだな。

6話
平松回。天使をメンバーに引き入れようとする流れっぽい。新生徒会長はnpcではなく、いじめっこ?新生徒会長の過去。陶芸的な。死んだからこの世界に来ているわけじゃない気がしてきたな。目的を果たしたら元の世界に戻るとかそんな感じの落ちを考え出す。
気付いたのは、これがゲームの延長線上としてのアニメって感じってことかな。麻枝准は脚本家としては二流だろう。ギアスとか褒めてたみたいだけど、ちょいやってることが違いませんかと思った。ただキャラの使い方は学ぶべきところがあるな。とか思って見てた。これが売れた要素かも知れんねと。何が言いたいのかと言うと、やはりclannad等は京アニが〜ということです。まあ彼の実力だけじゃないぞ、と言うことで。そんな感じ。

7話〜10話
新生徒会長が仲間に。主人公の過去と、作戦があって二人目の天使が現れる。でその天使を倒す。
主人公はトンネル事故で死んだのかな。医学をやってて水で仲間割れを止め怪我で死ぬ。仲間割れを止めてるのは麻枝の価値観と今後の展開的に結構重要だと思う。けどあんまり重要そうにはかかれてなかった思い出がある。
分裂した天使に本物(?)が攫われて・・・と言う流れ。プログラムによって天使を作ってる(?)設定なんだが、これは掘り下げても何も出そうにないと思った(脚本の意思的な意味ね)。あと天使の真の目的が満足させてこの世界から消すだってことが判明だったかな。なら違うやり方があったんじゃないかと思ったが。つまりここは、後付けで設定作ったのがわかるな。

10話
唯を満足させて消す。過去は病弱でやりたいことを満足にできないとか。西田亜沙子がなんか言ってて話題になった。麻枝の問題点に、男キャラと気の強いキャラがリアルじゃない。ってのがある気がする。まあこれでも一生懸命女に向けてやろうとしてるとは思うんだけど。問題を本質的に捉えてこうってんじゃなくて偽善的なのは気になる。

11話
新しい敵、影が出てくるとこ。筋肉の人がNPCになって、ED後にプログラミングをやってる犯人みたいなのを次捕まえる敵な流れ。凄いやられたと思った。直井が怪しすぎる。わりと最初のテーマに戻ってきて良い回だったなと思った。何のために生きるのかみたいな感じだな。

12話
影の作者に会いに行く。この世界はプログラム云々。パソコンに愛の画面が出たのを良く覚えてる。

13話
卒業式。一人ずつキャラが消える。天使と主人公が最後に残って天使の心臓が主人公の物であることが判明。完全にノーチェック。全体的な傾向として、本来伏線になるだろうというとこは伏線にせずに本物の伏線は隠してくる。ED後に天使と出会うとこがあった。売れてるみたいだから二期をやるんだと思うんだけど。

まとめ。キャラクタの意思が弱い。全体的な話としては、人生は抗わずに満足しなさい的な話。(抗っている)人を救いたいと言うのが主人公の意思。以外とえぐいことを言ってるなと思った。重要な所だけは常に前に出されているから何も考えずに主軸だけ見てけば良い気がした。ひっかけがズルイ気がするけど、まあそれが面白いってことなんだろう。ワンピースみたいな感じの話だと思った。