うみものがたり〜あなたがいてくれたこと〜感想

うみものがたり~あなたがいてくれたコト~第1巻【Amazon.co.jp限定リバーシブルジャケット仕様】 [DVD]

一番下にネタバレ書くので注意して下さい。
かなり物語的な物語。深夜だけど案外子供向けなんじゃないかと思った。
音響普通。作画普通。泣いてるところに好きな絵がいくつかあった。でも世の中のアニメの二分の一以下だと思う。
何でこれつくったんだろうか。パチンコに対するイメージ緩和だったらその効果はあったと思うけど。もうちょっと邪悪な物語かと思ったら、そうでもないという。
一体このアニメは誰の見るアニメだったんだろうか。

評価6.0内S2.0
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この下がネタバレです。






ネタバレ

まとめ
基本ラインは人間の中には光と闇の部分があって、それらは共存していくべきみたいな物語。
特に後半、光とか闇とか具体性の無い言葉で誤魔化しすぎだと思う。全然伝えようという感じがしない。
内容的には、ウリンとカノンがセドナとか言う取り付き形の怪物みたいなのを倒す物語。
たまにいきなりすぎて納得できないとこがあったので何とかして欲しかったのと、ウリンがなぜ空を恐がるのかと言う過去はやって欲しかったが。多分そこを変えても納得できなかったと思う。
最後に「愛してる」でまとめた辺り宗教チックなにおいがしたんだが。これは何かの宗教を土台にしてるんだろうか。



1話
マリンとウリンが指輪を拾って届ける。落ち着いた感じだが、カップルの顔が青くなるとことか、ふざけたなあと思った。コンテか原画かな。脚本的には好きだった。
内容だが。過去に何かあったっぽいね。ウリンは空(地上)を恐がってて、マリンは海も空も同じみたいな構図。中々良い。
最後のとこでウリンが少女の投げた指輪を発見するが、何かの封印を解いてしまい、指輪に何かがかかる。

2話
封印を解いて出てきたやつの部下を倒す。ギャグ色が強くなってくる。
封印を解いてしまったのはセドナとか言うやつの半身。もう半身の方は海にあるらしい。前話の帰ってこなかった亀が出てきて、海の巫女、空の巫女が判明し、ゼノンの部下と戦闘。正体は邪悪な力で部下にされたタコだったなあ。、
ラストで、カノンが指輪を受け取り、お別れ。そういえば、ウリンが自分が封印を解いたとみんなに告白する場面があった。前話は指輪探ししてたのに、いつの間にか、ウリン探しになってたとこだけは、これはいかんと思った。

3話
マリンとウリンと松本さん(亀)がカオン(夏音)の家に住み込みに、出てきたフグ(?)の姉妹みたいのを倒す。わりと時間が過ぎるのが早い。
松本さんの背中についているバンソウコウが気になる。伏線かな。風呂シーンもあった。基本パターンとして敵が出てきて倒すと言う構図になってきたっぽい。カオンがけっこう良いやつだと言う事が判明。最後の所でも、その設定が生きていたが、ふつーは見捨てんだろう。不自然な画面だ。との感想を抱く。

4話
洞窟への宝探し。ウリンは置いてけぼりで、最後は海を見つめてた。
海賊船のドクロを倒して帰って来る。ありきたりだけど、途中の洞窟に水が入ってくるって言う設定が良かった。最後はなんかリング・・・

5話
日食。ウリンがマリンに足手まといにされ、指輪から何か出てくる。関係ないが、邪悪なカオンの画面が必ず入るなってことを確定。宝の地図とか鈴木とか。ピュア100%を目指す物語であることを実感。
マリンは何かに取り付かれた(?)のかウリンに酷いこと言って。カオンは元鰈小島と大島がうんたら。で最終的に、暗黒面に落ちそうなウリンを探してたら、ウリンの指輪からなにか出てるとこで終了。伏線はここだったか。
あと、セドナってなんなの?とか言ってたから、何か特別な概念みたいな存在なのかも。と思う。哲学者にいたなあ。

6話
ウリンの指に紋章が出て、海に帰る。
今回は蝶を売ろうとする邪悪か。亀のばあさんとか出てきたが、基本はウリンが暗黒面に落ちるとこだった。過去に何かあったって伏線がまた仄めかされてたような。


7話
ウリンがいなくなり、カオンが家から漬物の中のワッカを見つけて、セドナの復活?ってとこまで。ウリンはカオンを恨んでるっぽい。
亀の一家(ごめん6話のは娘)は過去になんかあったっぽい。市川さん。
邪悪がカノンからウリンに移ってるな。最終的に邪悪がなくなれば良いのかと思ったり。

8話
大島と小島の奪い合いで和解(?)するカオン。とダークウリン。カオンから邪悪が完全に消えたなあと思ったが、ワリンかサムが、カオンは心に闇を持っているとか言ってたので、心の中で闇と戦う力みたいなのが重要になってくるのかなあ、と妄想。
マリンとウリンの過去が出てきたが、ウリンが空を恐がってた理由がよく分からんなあ。カオンが恐いとすると逆転だし、まだ何か過去があるのか。それともスルーなのか。

9話
カオンは小島を、マリンはウリンを、の回。触手が出てきたとき思わず「うまい!」って叫んでしまった。なるほどここで触手ですか。脚本は吉田玲子、コンテ佐藤順一。今更EDが中島敦子だったことに気が付く。
なんか良く分からないけど、マリンは小島の話(歌の?)を聞いて能力を取り戻したっぽい。歌の話に何か秘密があるのかも。一方カオンは大島と話をして、小島に好きだと言う事を決意。マリンと小島を海岸で見つけ、何かを言おうとしたとこで、小島が触手に掴る。ラストは重要そうなセリフだったが、聞き取れなかったのでスルーしてみる。大切な物がなんとやらとか。重要なとこで理解させないのはずるいと思う。攻殻みたいだ。

10話
話の整理と仲間が敵になるとこ。小島が暗黒面に落ちて、セドナの倒し方や、理論の整理。鈴木、サムとワリン、市川も暗黒面に。
理論として、ピュアだと闇に取り込まれやすい、って言うのと、後なんかもう一つ確定したのがあったが忘れた。
でもなんか、はっきりしたのですっきりした。
泣きのところが良くて、作画監督は協同で落合瞳とLEE JU YONGだった。

11話
巫女たちの戦い。セドナが島の人たちの悲しみだったと言う設定がでてきた。それがどう今までの話と関係したのかと疑問に思う。凄く嫌な予感がしてきたが綺麗にまとまるだろうか。
市川、ワリン、サムを救うが、カノンの母が闇に。後半はウリンを救いに行くが、光が闇に吸収されて、ウリンが闇の力で反撃する時に、セドナが私たちが海に流した悲しみとか言う設定がでてきて・・・・・・

12話
セドナの討伐。ウリンに入っていたセドナを倒す(封印かも)。亀によると巫女以外はセドナのことを夢だと思うらしい。この言葉の他にもこの亀は中々クセモノで。12話の真ん中くらいで「カオンに邪悪が戻ってきたって」ぽろっと言ったぞ。かなりこの物語の概念を理解してる亀なんじゃないだろうか。
最後は愛してる落ちでした。エヴァみたいな感じの文字で。