シムーン感想

Simoun (シムーン) 1 [DVD]

• 原作：小山田風狂子／篠吉 祥・美原 轟
• 監督：西村純二
• 制作：スタジオディーン

一番下にネタバレ書くので注意して下さい。
昨日に引き続きディーンアニメ。ま、一言で言うとあんまり面白くない。
このアニメは全ての評価が相対的に悪く、音響も最初は良かったものの徐々に悪化、クラシックみたいな曲はあんまり使わない方が良いのかもな。男の声を女の人がやってたと思うんだけど、これ誰も得しないんじゃないかとか思ってた。ストーリーはネタバレで説明するとして、唯一絵はまともだった。背景は簡素だったな、と言うか全体的に低予算っぽいのよね。最初の方とかやる気があったのか、凄く頑張って揺らしたりして涙ぐましい努力をしているが、徐々にその揺れも少なくなる。
あとシムーンは途中で脚本から小山田風狂子がいなくなったっぽいけど、これ個人的にはマイナスだったな。なんとなく途中で設定(世界観？)が変わったような気がして嫌だった。まあ内部の問題だろうけどね。

評価4.0内Ｓ1.5
Simoun (シムーン) 1 [DVD]
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この下がネタバレです。






ネタバレ
17歳で男女を選択する世界で、男でも女でもない(？)少女達が敵国と戦争をする物語。最初を見ると選択や宗教辺りにもスポットを当てていくのかと思いきや、途中で方針を変えたらしくキャラの色の目が変わった伏線(どっかで変わってたような気がする、気のせいだったらごめん)とか、アーエルが最初に私は戦争したい的なことを言ってたことに対する答え(一応答えらしきものはおじいちゃんの言ってた異世界にってことなんだろうけど、これは他に設定が用意されてる言い方だったかなと思う)等々諸々を踏み倒して、最終的に敵国にあっさり和平を申し込む。ここのとこで誰かが私達が今まで戦ってたのは何のため？みたいなこと言ったときは凄く良いと思ったけど、その返答が凄くしょぼかったのを覚えてる。
そして最後にアーエルとネブリルが逃げ出してどっかにいっちゃって終了。
まず監督が駄目だったと思う。コンテも脚本も良くなかった。
同じ役割をしてるキャラが多いので、そこは減らしても良いかなと思ったのと、もうちょっと敵の方にも時間を咲いて欲しいって言う事(全体の1/3〜1/4)、子供の心理は良いんだけど大人がバカすぎるので、改善。あと用語をもうちょっと分かるように説明かな(これは難しいと思うけど)、とにかくキャラは明らかに多すぎたと思う。１シーンにいっぱい登場させすぎ。難しい所に自ら突っ込んで行っちゃってる。
まあ工夫次第でもうちょっとすっきりしたかなーと思うと若干残念。まあもっと根本的なところを直したくはあるけど。

Simoun (シムーン) 1 [DVD]