サムライチャンプルー感想


サムライチャンプルー 巻之壱 [DVD]

サムライチャンプルー 巻之壱 [DVD]

一番下にネタバレ書くので注意して下さい。
MONSTERの後にやってた番組かな。打ち切りになった。難易度高。
途中までは真面目につくってる気がするんだけど、段々荒れてくる。どうも他の脚本家に荒らされた気配がある。小原信治は悔しかっただろうなとか、俺は思ってる。全部小原信治サムライチャンプルーが見たかったなと。ただ、小原信治はあんまりアニメを理解してないかもし知れないね。13話は酷かった(片山一良)。その次の14がベスト(渡部信一郎と村瀬修功)。(13、14は小原信治脚本)
音は渡部信一郎アニメらしく色んなジャンルの曲がいっぱい使ってある。絵のクオリティーも高い。作画アニメだね。キャラデザが一番好きだ。

評価内2.5S8.0
サムライチャンプルー 巻之壱 [DVD]
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この下がネタバレです。






ネタバレ
風と二人のサムライ(∞とジン)がひまわりのにおいのするお侍さんを探して旅をする物語。
最初はお前に頭下げるくらいならたっぷり背伸びして生きてやるぜ。的な事を言って偉いやつの言う事を聞かないと言う方向でアニメが進む。明確な台詞が見付からないが、途中からは仲間にポイントが切り替わる。この二つの一貫性が分からないとサムライチャンプルーはめちゃくちゃなアニメだと言う事になると思う。
確かに段々と壊れて行ってるんだけど(もしかしたら俺が気付いてないだけかも)、それでもみんなが偉いやつに歯向かうとか、仲間とか言う構図が見えてないと、辛いのかなと思うよ。
で、まあ原因と思うのは小原信治が脚本を書けなかったか、それとも他の脚本に壊されたと言う事なんだけど、まあ残念だったとしか言いようがない。正直に言うと自分は最初の方を見て凄い面白いなあと思ってたんだけど、段々と一貫性がなくなっていくので残念に思ってた。14話も良かったけどそういう意味では、上に歯向かう構図を分かるように入れて欲しかったなと言う気分ではある(多分女が男を裏切るとこがそうなんだけど)。
と言う訳で、分かるようにお願いします。次は。

ストーリ。江戸から長崎への旅。三人の過去が絡みつつ進行。∞は琉球生まれで死刑になった過去を持つ。ジンは師匠切り。フウは父を探すと。
最後は強いのが出てくるが倒して終わり(ここらへんパワーバランスをもっとうまく調節して欲しかったかな)。ラストで三人がそれぞれの道を行く(この変テーマかも知れんのだけど、今一はっきりわからない、まあ結局は自由に生きればみたいなそういう解釈か、つまらんなと言う気分ではあった、まとめ方としては安易だなと)。