ケモノヅメ感想


ケモノヅメ DVD-BOX

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一番下にネタバレ書くので注意して下さい。
18禁?作画アニメカイバやマインドゲームほどではないが、作画アニメは得てしてわからないのが多い中で、ケモノヅメも良く分からないが、伏線が割と通る。
作画アニメなので音はあんまり拘らないと言うか、センスが傾いてると言うか。一般大衆の好みの方向に行かないなと言うか。
それ以外にも音響(?)はちょっとあれかなと思った。しかしうまいところはうまい。適当にあわせたようなところもある。色はあんまり好きじゃないけど最後のとこは好きだった。
好きな回は6話・最終話でこの二本だけは見て欲しいなと。あと、10話の最初ね。
他にも三原三千夫の一人原画とか、まあ色々とあれてたな。作画が面白いと思うなら買っても良いんじゃないって言う。そのくらいのアニメか。
色々なアニメの影響を受けた痕跡あり。某童話・・・

評価6.5内S3.0
ケモノヅメ DVD-BOX
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この下がネタバレです。






ネタバレ

食人鬼と人間のドラマ。のはず。基本は。巨大蛸とか猿とかいたけど。
桃太郎の伏線が意外だった。ああそれで猿かって言う。6話のでっかい探偵が覗いてるとこと、最後の色が好きだった。他の場所の色はなんか違うナーとか思ってたけど。最後の色は湯浅クオリティーなのかそれとも他の誰かなのかと言う疑問の発生。と。
ストーリーは神から罰をうけた恋人同士が食人鬼(人を食わないと生きていけないらしい)にされ。その子孫が生き残ってて、それを倒す人達がいるんだけど、その人たちもまた食人鬼だったりして、さらにそこに食人鬼を人工的につくるパンダみたいな顔のやつが出てきて、猿とか登場して、最終的にカオスになるアニメ。
なんか社会的なテーマがありそうと言うか麻薬なりヤクザなりそれなりにパロってる気がするんだけど、どうも今一伝えようと言う意志は感じない。むしろ面白おかしく取り入れたって感じね。
また結構矛盾してるとこもあり(例えば食人鬼は実際には人を食わないと生きていけないと言うよりは怒ったり興奮したりすると人を食うみたいなそんなイメージだった。薬を飲むと食人鬼に変身するとか言う設定でおばあちゃんとおじいちゃんが争ってたけどあの二人はこの設定から言うと食人鬼になっても平和に暮らさなきゃ駄目だっ短じゃないかと思った。まあ大葉がやりたいことをやるだけってことで食人鬼を作ろうと(神になりたかった?)って言うとこ辺りは好きだけど。これも神になりたかったんじゃないとすれば、ただのどうでもいい設定なわけで(もしくは他の意図があったのかも知れないけど)。結局もうちょっと分かりやすくつくってくれよと)。
要するに作画アニメでも良いけど、もっとまともなのつくってよ。っていうことみたいですね。

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