走れメロス[感想]

Art Collection 劇場版「走れメロス」 美術CD-ROM集
監督・脚本:おおすみ正秋
制作:ビジュアル80

スタッフが豪華すぎる。非常に熱の入った演技でメッセージ性は高い。
あと、なかなか綺麗に決まる伏線があるが、メッセージ性重視のためか、納得できない設定も多い。
原作はあまり覚えていないが、アニメ版の内容は原作とは違うと思う。一番のお気に入りはライサと言うキャラである。
メッセージ性について
説明すると凄く長い事になるが、メッセージ性があっても都合の良い設定があると全てが駄目になってしまう。と俺は考えている。また、その場しのぎで良いことばかりを言ってしまうのにも反対である。なぜなら良い言葉に納得し、碌に考えもせずに、その良い言葉をそのままどこかで使用する。と言う方向性に行ってしまうと考えるからだ。良いことを言う場合にはそのことについて、考えさせると言うことも含めた方が良いのではないだろか。ああ、良い言葉=メッセージ性の高い言葉って意味。
因みにこのアニメ、TUTAYAではレンタルしてないね。こないだ行って来たらスカイ・クロラの下にビューティフルドリーマーが一本だけ置いてあったが、その辺りがTUTAYAの限界ですかね。まあ古いとこ探せばどっかでレンタルやってるよ。YOU TUBEにもあがってるし。今のところ販売は学校のみなんだなー、学校で見られるなんて羨ましいが、どうなんだろうね、確かにメッセージ性は高いんだけど、俺はこのアニメの、メッセージ性のために都合の良い設定を持ってくると言う発想は間違ってると思うんだ。見た生徒もその場ではそうかなーと思う可能性もあるけど、考えさせないと、基本的にただ面白いことと言うなー位にしか見てくれないんじゃないだろうか・・・。とおらは思う。

9.5走れメロス
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