紅の豚感想


紅の豚 [DVD]

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一番下にネタバレ書くので注意して下さい。

おそらく裏設定があるだろうと言う物語。まとまったのかまとまってないのか良く分からない。まあ後は自分で確かめてくれ。
俺はこのコンテあんまり好きじゃないんだけど、どうなのかなって言う。宮崎駿のコンテってどうなのって書こうと思ったんだけど、コンテは松見真一と言う情報が出てきた。まあそこら辺をプロに聞きたいわ。
さらっと作画wikiライブドアのアニメスタッフデータベースでスタッフが違うと言う。
http://wiki.livedoor.jp/radioi_34/d/%B9Ȥ%CE%C6%DA
http://www18.atwiki.jp/sakuga/pages/189.html
より内部事情っぽいライブドアの方を信じると
絵コンテ:松見真一
演出:山本正仁・河西宏
なんだけど。どうだか怪しいな。原因はスタッフロールが見えないことにあると思うわ(俺論)。ジブリに関しては資料がいっぱいでてるし、うーん。
前述の通り、まとまってるのかまとまってないのか良く分からないので俺はこれ好きじゃない。まあ俺の中では結論が出てるけどね。あえてここでは触れずに置こう。
音的には好きかな。最後はなぜか感動的だった気がする。

評価8.0内S2.0
紅の豚 [DVD]
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この下がネタバレです。






ネタバレ
空飛ぶ豚の豚の物語。最後は人間に戻ったんだと思ってるよ(ジーナがどうしたら豚に戻るのかしらねって言ってた伏線を信じて、他に根拠はない)。
まずポルコ・ロッソ(豚)が秘密基地で寝てるところで話がスタート。マンマユート(?)討伐の依頼が来る。でまあこのマンマユート団(?)は結構おちゃめな空賊で、仲間はずれをつくっちゃかわいそうとか言って子供を15人全員人質にしたりする。結局はポルコに掴るけど、ポルコは金貨半分はマンマユートにくれてやったみたいだね。なぜか。ただしマンマユートは飛行艇の修理代でローン生活になった。
で、次にジーナの店に。ジーナは空賊たちの憧れの的らしい。ここで、マンマユート以外の空賊が悪巧みをしてる。アメリカやろうが出てきて豚と会話(空賊はフロに入らないから臭いらしい)ジーナの手にキス。
そのあとポルコはジーナと食事。ポルコがジーナの店で唯一気に食わないのは自分の昔の写真みたいなのを貼ってあるからってことらしい。ジーナが3回飛空挺乗りと結婚したけどみんな死んだことが判明。最後の一人はベトナムらしい。多分第一次世界大戦第二次世界大戦の間が舞台設定だから。ベトナム戦争は念頭に入ってないかなと思う。
で、ジーナの店の後か前かあたりにポルコは武器を買う(ここでモグラと豚の話。外が騒がしいから政変が近いので、じきに豚は非合法になるとか。戦争をやるやつは悪党で、賞金稼ぎで稼げないやつはバカだとか)
ポルコは飛空挺を修理に。途中でアメリカやろうにやられる。で、どっかの無人島で二日間いたらしい。ジーナに電話でとばねえ豚はただの豚だ。と名言を飛ばす(しかし、この名言に特に意味はないと思うが)。ジーナは女なんて桟橋の金具(?)みたいなものなのねとか言う。
で、修理に。ピッコロおやじとフィオ登場(母を尋ねて三千里のパロだよね、きっと)。で、設計が女で若いから帰ろうとする豚にフィオ(17歳らしい)が飛空挺のりの第一条件を聞く。インスピレーションらしい。で、結局フィオが設計をやることに。けっこううまかったらしい、採用に。(あと、ポルコがこの辺りのシーンで一回自分のことを人といい間違えるシーンが入ってる)
豚は飛空挺をなおしてるあいだ、旧友に会いに行ってる(この旧友の名前伏線だったかもしれない)。で、映画を見て話す。豚を捕まえようとしてるやつ等がいることと。飛空挺乗りが国家とか民族とかくだらねぇスポンサーをしょって飛ぶしかない事。ここでポルコは俺は俺の稼ぎでしかとばねえと言う(で、思うにポルコの飛空挺には尾翼にマークつきのイタリアの国旗が描いてあって主翼の下にイタリアの国旗が描いてある。多分これは伏線なんだけど、意味が良く分からない。マークつきはファシズムか何かの時代の国旗なのかもね)。で映画館から出てフィオに遭遇。秘密警察につけられながらも帰宅。そのまま、修理完了してフィオをつれてアドリア海(?)秘密基地に戻る。途中に映画館のやつに抜け道を教えてもらう。あと給油にどっかによる。
秘密基地に戻ると空賊が隠れてる。フィオが飛空挺乗りは誇りが高いとか煽てまくって、アメリカやろうと豚がフィオと金をかけて決闘することに。その晩フィオは豚の人間だったころの姿を見たと思いきや実は見間違えだったっぽい。昔話に。豚が戦争をやっていたころの話。みんな敵にやられて、自分だけが残り、もうお仕舞いだと思ったときに不思議な光の中へ。不思議な雲があってその正体はみんな飛空挺で、どっかに行っていた自分の仲間は雲の中へ。自分は気付くと水面すれすれを飛んでたらしい。ずっと一人で飛んでろ的なことを言われた気がしたらしいよ。
最後に決闘のシーン。万国旗がかけてあったな。結局お互いの飛空挺が玉切れになって、最後は殴りあいに。二人ともダウンする。そしてジーナが来て、また女の子を一人不幸にするのねとか言ったその後に豚が立ちあがって豚の勝ちになる。で、イタリア空軍が来てるので即解散。ジーナは私の店に来てとか何とか。豚は自分に着いて来たがるフィオをジーナの船に乗せて、こいつをかたぎの世界に戻してやってくれとかなんとか。みんないなくなってアメリカやろうと豚がふたりきりになって、おいお前その顔見せてみろとかアメリカが言うんだけど、結果は見えないしこれどうなったのかは結局わからない。
最後はその後みたいな感じ。で終了。ビデオだとスタッフロールは小さすぎて読みにくい。
結局、なんでそうなったのかとか確定する事は少ない。もうちょっとまとめてほしかったなと。裏設定とかも多そうだ。作画は良い気はするんだけど、なぜか良いと思えない内容だと思ってる。なんか気の強いキャラはこうやって歩くみたいな、そういう影響を受けてる感じで。まあ悪くはないし。空が綺麗だ。